病院について

病院沿革

病院沿革

本院は、1943年(昭和18年)6月茨城診療所として開設後、1957年(昭和32年)水戸済生病院と改称し、昭和34年には104床をもって、水戸市梅小路に移転新築しました。その後、耳鼻咽喉科・眼科等を開設、診療科の充実を計り、1964年(昭和39年)10月には水戸済生会総合病院と現名称に改称しました。
その後、1975年(昭和50年)台に入り患者さんの増大とともに施設の老朽化と狭隘化が一段と顕著となり、1984年(昭和59年)9月現在地に355床を有する地域の中核病院として移転新築しました。
その後も高度化・多様化する医療需要に対応するため、院内の整備・充実に努め、1989年(平成元年)6月に100床の増床を行い病床数455床としました。その中の50床は開放型医師会病棟として水戸市医師会の協力を得て運営しています。
近年、予防医学の発展も著しく、当院でも癌・心疾患・脳卒中・糖尿病等、生活習慣病の早期発見・予防のため、1996年(平成8年)4月、幅広く健診部門を扱う「総合健診センター」を拡充して建設、日帰りドックが主であるが脳ドック、骨粗鬆症ドックなどオプションとして設け、治療を含め健康管理・指導も行っています。
一方、医療相談などの公衆衛生・福祉医療に努めるとともに、学会の専門医・認定医の教育指定病院として学会活動にも力を傾注しています。
1999年(平成11年)5月には、(財)日本医療機能評価機構による、本院のこれまで行ってきた病院医療活動と保険医療・福祉の全領域にわたる質の高い包括的な病院サービスが評価され、病院機能評価認定(一般病院種別B)を受け、更に信頼される病院づくりに努力しております。11月には一般病床30床、緩和ケア病棟18床の増床が認可され、503床となりました。更に、人工透析40台を導入して透析センターの充実を図りました。
2001年(平成13年)4月には臨床研修指定病院として認定されました。
2003年(平成15年)4月にはオーダリングシステム・一部電子カルテシステムを導入、稼動開始しました。
更に、2004(平成16年)年4月には画像転送処理システム(PACS)を導入しました。同5月には、病院機能評価を再受審(更新)し、同10月からは水戸市の要請により、ドクターカーの始動と救急救命士の病院実習を兼ねたワークステーションの運用を開始しました。
2005年(平成17年)6月には隣接の県立こども病院と連携を密にして、更に実効を上げるべく、従来の茨城県周産期センターは、総合周産期母子医療センターに指定・改称されました。2008年(平成20年)4月DPCの運用を開始し、5月に地域医療支援病院ととして県知事より承認を受け、2009年(平成21年)9月茨城県とドクターヘリ基地病院として協定を締結しました。
2010年(平成22年)4月救命救急センターとして県より承認を受け、今後地域における救急医療の充実が一層期待されることとなりました。また、同年6月に病院許可病床数を513床より500床に変更しました。
2011年(平成23年)4月、標榜科9科(血液内科、腎臓内科、緩和ケア内科、糖尿病・代謝内科、内分泌内科、消化器外科、乳腺外科、ペインクリニック内科、病理診断科)が追加され33科に変更されました。また同月、茨城県がん診療指定病院として指定されました。
2013年(平成25年)11月、地域災害拠点病院として指定されました。
2015年(平成26年)12月より本館3階病棟を休棟とし、許可病床472床、稼働病床数422床としました。
2016年(平成28年)4月、ハイブリッドカテ室が完成、稼働を開始しました。
2019年(平成31年)4月、病児保育所を設置しました。
2020年(令和2年)4月、新型コロナウイルス感染症重点医療機関である特定機能病院等として指定を受けました。更に同年8月、新型コロナウイルス感染症重点医療機関である特定機能病院・協力医療機関として指定を受けました。また同月、本館4階西病棟を休棟とし、稼働病床数を374床へ変更しました。